インディアンスピリット・フェスティバル

Indian Spiritフェスティバル (ドイツ)

by TribalReunionja

夏を締めくくるトランスフェス、Indian Spirit

ドイツ北部で毎年夏に開催されるサイケデリックトランスパーティ、インディアンスピリット・フェスティバル。大御所トランスD Jや他では見られないアーティストが集る、世界でも指折りのラインナップを楽しみに、ヨーロッパだけでなく世界中からトランスファンが集まる。

ライブパフォーマンス、マーケットやスピリチュアルなワークショップなど、ダンス以外にも楽しめる内容が充実している。8月最後の週に行われるため、ポルトガルのZNAギャザリング、オランダのPsy-Fiフェスティバルと並んで、ヨーロッパの夏フェスシーズンの終わりの象徴となる大イベント。センセーショナルで特別な5日間となるのは間違いない。

Indian Spirit Festival 2019 – Official Aftermovie

インディアンスピリットの理念、ゴアトランス

Indian Spiritフェスティバルの理念は、1990年代にインドのゴアで生まれた音楽、サイケデリックトランスのサブ分野であるゴアトランスにある。フェスは、その『インディアンスピリット』を継承すべく、サステイナブルでホリスティックなインドの文化を音楽やパーティだけでなく、ブランドやビジョン全体に取り込んでいる。

毎年新しく造られるコンセプトのもと、鮮やかな色やネオンを存分に使った会場では、本場のインディアンスピリットを味わえる。古き良きゴアトランスを愛する年季の入ったトランス好きもきっと大満足できるだろう。

新旧トランスDJ、充実のラインナップ

Photo By Anna Mohn @Indian Spirit Facebook

フェスでは例年、期待の新人から世界有数の大御所D Jまで100人以上のトランスアーティストが勢揃いする。「フロア」とも呼ばれるステージは2つ。ムーンステージMoon Stage)は木〜火曜日にかけてノンストップで光照らされ、数多くのアーティストが出演する。

サンステージSun Stage)は進歩的で独特なリズムや音楽を繰り広げるアーチストを金〜日曜日にかけて紹介する。両ステージともサイズ、ライティング、デコレーション、音響効果は最高のクオリティで設計してあり、参加者は会場のどこでも音楽を存分に楽しめる。

レベルが高いエンターテインメント

独特な音楽とラインアップに加え、フェスは格別なプロダクションで、世界トップクラスのライトショー、ライブパフォーマンス、アクティビティを用意している。会場のデコレーション、レーザー、マップはトランスフェス経験豊富な参加者も感動するほどだと言う。特にエレクトリック・ユニバース(Electric Universe)のレーザーハープショーはオススメ。

フェス中はグラウンド各所で、世界トップレベルのパフォーマーが、火・光・ ダンス・ジャグリングなどで魅せる、絶対に盛り上がる驚きと感動のアクトが繰り広げられる。踊り疲れたら、ボディーペイントやドレッドヘアができるワークショップや、ヨガなどのスピリチュアルアクティビティもあるし、マーケットプレイスには飲食や衣類・アクセサリーの売店が立ち並ぶので、選び放題だ。

Indian Spiritフェスティバルは、ただ単に音楽と踊りを楽しむだけのトランスパーティーではない。他では味わえないスピリチュアルなゴアトランスの旅をホリスティックにお届けする。

ページトップ画像: Steffen Schulze @Indian Spirit Facebook page


Indian Spiritフェスティバル会場

インディアンスピリット・フェスティバルの開催場所:

19294 Bresegard bei Eldena, Mecklenburg0-Vorpommern, Germany

インディアンスピリット・フェスティバルはドイツ北部の、首都ベルリンとハンブルグの間にある小さな町エルデナ(Eldena)で開催される。フェス会場は町の中心部から約5分。

野外スペースを存分に使ったユートピアで5日間、踊り、スピリチュアルなアクティビティやマーケット、自然の中でのキャンプを楽しめる。会場には2つの特別ステージに加え、アートワーク、飲食店や衣類・アクセサリー、ハンドメイドのギフトなどが揃った「サイケデリックサーカス」などがあり、様々な体験ができる。

詳しくはインディアンスピリット・フェスティバルの公式サイトへ。



インディアンスピリット・フェスティバルQ&A

❓ インディアンスピリット・フェスティバルの開催場所は?

ドイツ北部のルートヴィヒルスト近郊にある小さな町エルデナ(Eldena)。首都ベルリンから北西に約200km、ハンブルグから東に約130km。

❓ インディアンスピリット・フェスティバルの規模は?

インディアンスピリット・フェスティバルは世界中から毎年約1万人が参加する。100人以上の世界トップのサイケデリックトランスアーチストが集まるイベント。  

❓ インディアンスピリット・フェスティバルへの行き方は?

フェス会場へは、公共の交通機関か個人の車でアクセスできる。
車で来る場合、高速道路A 24からルートヴィヒルスト(Ludwigslust)方面にA 14に乗り、グラボー(Grabow)で高速を降りてB 191道路をエルデナ(Eldena)方面に走ると、フェス会場へのサインがある。
飛行機で来る場合、直近の空港はハンブルグかベルリンにある。空港から最寄りの街ルートヴィヒルスト(Ludwigslust)までは電車1本で行ける。ルートヴィヒルスト(Ludwigslust)からフェス会場までは直行シャトルバスが運行する(往復運行、片道5ユーロ)。空港ではレンタカーも借りられるので、会場まで車で行くことも可能。
フェスティバルは地域のバス観光会社とも提携しており、参加者は格安でトラベルパッケージを購入することもできる。フェイレセン(Feierresen)はドイツ北部にあるほとんどの街から出るバスの往復券を提供、ハードツアー(Hard Tours)はドイツ南部の大きい街から出るバスを運行している。スウェーデンやデンマーク、ノルウェーの都市からの交通はFestivalbussenで確認できる。
詳しくはインディアンスピリット・フェスティバルの公式サイトへ。

❓ フェスティバルの期間は?

5日間。インディアンスピリット・フェスティバルは1年に1度、8月最後の週に開催される。木曜日の夜から始まり、次週の月曜日の午後まで続く。

❓ インディアンスピリット・フェスティバルにはどんな設備がある?

インディアンスピリット・フェスティバルのエントランスのすぐ側には、大規模なオンサイトキャンプエリアがある(木曜日正午から火曜の午後まで使用可能)。持参のテントは自家用車の横におけ、キャラバンやキャンピングカーでもアクセス可能。サイトには公共のトイレとシャワーがあるが、プライベートなトイレを借りる事も可能。
フェスには既に組み立ててあるテントが借りられる特別キャンプ村も3つある。フェスティピ(Festipi)キャンプ場には、2−3人用のティピースタイルのテントが設置され、寝袋、枕、マットレスは無料で利用できる。ユートピア(Utopia)キャンプ場には、4人まで入れる通常のテントが設置され、寝袋、枕、マットレス、ランプ等が無料で使用できる。 カーテント(Kartent)キャンプ場にはサステイナブルなダンボール製のテントが設置され、2人用または4人用のエアベッドと寝袋付き。特別キャンプ村はフェスのエントランスに一番近い場所にあり、多めのトイレや灯のついたチルエリア、24時間体勢のリセプションなどもある。

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